【ネット・スマホ依存の子ども
2026/06/19
【ネット・スマホ依存の子ども
認知機能、記憶、学習、言葉、感情領域の発達阻害!】
皆さんもこんな経験があるはずです。
紙にペンで文字を書く代わりに、スマホで文字を打つようになると、漢字が書けなくなります。
インターネット上の地図が導くまま運転すると、道を忘れてしまいます。
インターネットの使用で脳をサボらせるオンライン習慣がついてしまうと、いったいどんな悪影響があるのでしょうか。
東北大学加齢医学研究所では、平均年齢約11歳の子どもたち223人を3年間追跡調査することで、インターネットの使用と脳の発達について調べました。
子どもたちのインターネットの使用習慣を7段階の項目(1・機器を持っていない/ 2・全く使用していない/ 3・稀に使用する/ 4・週に1日使用する/ 5・週に2~3日使用する/ 6・週に5~6日使用する/ 7・ほぼ毎日使用する)で聞きました。
同時に言語能力に関する子どもたちの脳の発達及び、言語能力には差がありませんでした。
3年後に同じ計測を行った結果、インターネットをたくさん使っていた子どもほど、3年間の言語能力の発達が小さく、幅広い範囲における脳の発達に悪影響がみられました。
これまで、同様の研究をテレビやゲームでも行ってきましたが、ここまでの脳の広範囲に発達の悪影響がみられたのは初めてでした。
発達に悪影響がみられた脳領域には、認知機能を支える前頭前野、記憶や学習に関わる海馬のほか、言葉に関係する領域、感情や情報を処理する領域などが含まれています。
どれも私たちが生きる上で大切な機能です。
特に衝撃を受けたのは、インターネットを「ほぼ毎日使用する」と回答した子どもたちの脳の発達は、殆どゼロに近い数値となっていたことです。
つまり、インターネットを毎日使っている子ども達は、3年間で脳が全く発達していなかったのです。
この子は約3年後高校受験を迎えることになります。周りの子ども達が健全に発達を遂げている中、この子の脳は小学6年生の時点で発達が止まっています。
勝ち目があるわけないですよね。
スマホ等を1日3時間以上使っている子どもは、どれだけ勉強を頑張っても、きちんと睡眠をとっていても、成績が平均以上に届いていません。
脳の発達が止まっているわけですから、スマホを使った分だけたくさん勉強をすれば、悪影響を補って帳消しにできる、とはいかないのです。

